典型的なクレジットカード
その後も金利低下は続き、現在では都銀の普通預金が0.10%、通常貯金が0.50%と、金利差は0.40%にまで接近している。
民間金融機関の普通預金と郵便局の通常貯金の金利以外の違いは何だろうか。
郵便貯金の利用者はほぼ100%が個人であり、郵便局は日本全国津々浦々、山間辺地まであまねくサービスできるようにカバーされている。
これに対して民間金融機関の預金には法人も含まれており、店舗展開も都市部中心である。
また、決済性の面ではまだ普通預金のほうが優れているなどといった指摘がなされている。
いずれにせよそれぞれに個性と持ち味があり、利用者は決して金利だけを判断基準にしているわけではないようである。
金利差を保つというルールにこだわると、例えば民間金融機関が経営努力によって普通預金の金利を上げても、通常貯金がつねにそれよりも高い金利となり、かえって民間金融機関の意欲を削ぐことになりかねない。
金利自由化の効果を高めるためにも、金融情勢に応じた柔軟なルールへの見直しが必要であろう。
定額貯金とは95年6月、ついに郵便貯金の残高が200兆円を超えた。
わが国の1年間の国家予算の3倍に迫る勢いである。
この巨大な郵便貯金の残高の約8割を占めるのが定額貯金である。
定額貯金は「預入時の金利で10年間預けることができ、かつ半年の据置期間後はいつでも解約自由」という、利用者にとっては極めて有利な商品である。
41年に戦時下の財政政策の一環として取扱いが開始された郵便貯金独自の商品であり、民間金融機関にはそれに該当する商品は見当たらない。
定額貯金の金利の特徴定額貯金の最大の特徴は、半年たてばいつでも払戻しできる、という点である。
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